2317　 kuroyu1010様専用　紬と2176のAS・2318長襦袢・角帯

¥9425

(税込) 送料込み

商品の説明

鈍い青緑色の青碧を少し濃くした色目の渋いアンサンブルです。
紬は日本全国に生産地があり、産地は不明です。

通常、紬の着物はヨコ糸に紬糸の節が目立つものが多いのですが、この紬の着物にはヨコ糸だけでなくタテ糸にも紬の節が出ています。

その分、生地にシャリ感があり、少々固めの風合いに織り上がっています

紬と言いましても、絹の光沢がきれいです。
しかし、どちらかと言えば、素朴な風合いで、味わいのある着物に仕上がっています。

紬の種類は違いますが、結城紬を着る前、旦那衆は丁稚に着せて柔らかくなってから着る、と言われているように、このアンサンブルも無造作に、ざっくり着こなして頂くうちに、柔らかくなってくると思います。

着物裏地は茶味を帯びた深い黄緑系の海松色（みる色）の綿のカネキンを使用しています。
羽織裏地（額裏）は正絹の精華ちりめんの生地にいかだ流しの風景を描いています。

寸法（単位cm）
身丈148　裄71　袖巾37　袖丈48　後巾31.5　前巾26.5
羽織丈92.5　裄71

体形にもよりますが、身長178㎝前後の方ですと、着物の裾が足のくるぶしの真ん中辺りに達すると思います。

羽織裏の左右前身頃に色移りがあり、筏と筏師の柄の色が、左右の無地場に移っています。額裏の染めの採取段階での水元が甘かったのが原因の様です。（写真9枚目）

水元とは、染めの後に蒸して色を定着させる「蒸し」の後、防染のための糊や、布に定着しなかった余分な染料を水で洗い流す作業を言うのですが、このような水元による色移りを染め屋さんはカッパと呼んでいます。

着物羽織の表地に汚れは無いようです。

シミ、汚れ等はできる限りチェックしておりますが、見落としのある場合もございます。
ご理解の程、お願いいたします。

デジカメの画像です。スマホやパソコンによって、色の違いがでることがありますので、ご了承下さい。また、カメラの特性で違う色になることが多々ありますのでお断りしておきます。

写真1枚目の長襦袢は、このアンサンブルを誂えられた方の出品です。
次回の2138で、今回のアンサンブルに合わせた長襦袢、角帯、羽織紐を出品する予定です。
是非、ご覧くださいね。同梱ですとリーズナブルな価格に設定できますよ。